【和装挙式】ハワイでも楽しめる和装の魅力とは

ハワイでも本格的な挙式が挙げられると、人気上昇中の和装挙式。その中でも日本の伝統衣装である「着物」は特に注目を集めています。ウェディングドレスと同じく、人生で一度限りの特別な1着である色打掛白無垢は多くの女性の憧れでもあります。
今回は、たくさんの思いや意味が込められた日本伝統の婚礼衣装についてご紹介いたします。

【花嫁衣装その①】華やかな色打掛

撮影場所:ハワイ出雲大社

色打掛とは鮮やかな色味が特徴で柄模様が入ったお着物のことです。武家の娘が着ていたもので、江戸時代より婚礼衣装として広がっていきました。今では白無垢と同様に正礼装として扱われています。
常夏ハワイの日差しにも負けない鮮やかさと、品のある華やかさを兼ね備えた色打掛は、ハワイ挙式にぴったりです。ロイヤルカイラでは王道の赤色をベースにした色打掛をご用意しております。この赤には、「新しい血が通う」という意味が込められていたと言われています。裾や袖にかけてのグラデーションが美しい2色使いの艶やかなものや、縁起の良い鶴、お花や蝶々をモチーフにしたものなど種類はさまざま。ぱっと華やかな花嫁姿を演出します。お着物自体がしっかりとした存在感を放つので、シンプルなヘアスタイルを好む方や和装フォトのみを楽しみたい方におすすめの衣装です。

【花嫁衣装その②】凛とした印象の白無垢

撮影場所:金刀比羅神社

色打掛と人気を二分している白無垢。室町時代から和装の中で最も格式高い正礼装とされてきました。花嫁様に用いられる白色は「あなたの色に染まります」という純真無垢な気持ちが込められていて、新たな人生をスタートする花嫁様にふさわしい衣装とされています。
白無垢の白い色にもさまざまな意味が込められているそうで、白色は神聖な太陽の光に例えられ、婚礼の衣装として扱われてきました。その神聖な色を女性の婚礼で使用してきたことから、女性は昔から大切にされていたのがわかりますね。
一見、白色の無地にも見えますが、生地には織り方や刺繍で鶴や松竹梅など、縁起の良い模様が描かれており、上品な光沢感や着心地なども種類はさまざまです。
凛とした印象にされたい方はパキッとした真っ白の白無垢がおすすめ。優しい印象で、たおやかな雰囲気を好まれる方はオフホワイトの白無垢をチョイスしてみてください。

【新郎衣装】合わせやすいフォーマルな紋付袴

撮影場所:金刀比羅神社

新郎様の紋付袴は男性の第一礼装としても知られ、あらゆる場面で用いられます。定番の黒色は華やかな色打掛にも、気品ある白無垢にも合わせやすい正装カラーです。その中でも縞地の黒袴と合わせた「黒五つ紋付羽織袴」は最も格式の高いお姿となり、お写真全体の引き締め効果も発揮して、全体の雰囲気をまとめます。また、美しい花嫁様をより一層引き立たせる魅力も持ち合わせています。
ナチュラルで優しくやわらかな印象にしたい方、普段とは一味違う特別感を出したいという方には、白の紋付袴をおすすめします。ハワイでは、参列されるゲストの衣装がハワイの正装であるアロハシャツやリゾートワンピースである場合も珍しくありません。周りの雰囲気に合わせて、あえて正装すぎない白の羽織をチョイスしてみるのもいいかもしれませんね。
近年では、白のほかにも、グレーや紺など、新郎様に似合う「色紋付羽織袴」を選ぶ方も増えています。

最後に

いかがでしたでしょうか。あしらわれた一つひとつのデザインにもそれぞれ縁起の良い意味や由来があるものです。人生で大きな節目の場面で着るものだからこそ、そういう視点で衣装を選ぶのも楽しみの1つになるのではないでしょうか。きっと「それぞれの衣装の込められた思い」を知ることでより挙式に対する思いが深まることでしょう。
国内で挙式を挙げる方はハネムーンで和装フォトを楽しむのもおすすめです。ぜひ、「ハワイで和装挙式」という、一味違うウェディングを味わってみてください。

ROYAL KAILA WEDDING

どこまでも広がり澄み渡る青空、太陽の光を浴びてキラキラと輝くコバルトブルーの海、手つかずの大自然が残る壮大な山々、南国ならではの色鮮やかな花々。日本では決して見ることのできない景色が広がるハワイは、誰もが憧れる海外リゾートウェディングの中でも、圧倒的人気のウェディングスポット。雄大な自然からの祝福を浴びながら、アロハ・スピリッツあふれる温かい挙式を叶えます。