リゾート地での楽しみ方は、観光スポットでのアクティビティやショッピングだけではありません。ゆったりとくつろげるラグジュアリーで魅力的なホテルは、客室・レストラン・SPAなど、館内だけでも過ごし方はさまざま。ハワイのフォトウェディングでは、ワイキキの有名ホテル内での撮影も大人気です。
今回は皆さまに各ホテルの特徴とホテル内のおすすめフォトスポットを4つご紹介いたします。
【おすすめホテルその1】Moana Surfrider モアナサーフライダーホテル
ハワイで一番古く、最も歴史の長いホテルであるモアナサーフライダーホテル。1901年創業、優雅にそびえるエレガントな純白の外観からワイキキのファーストレディ(貴婦人)とも呼ばれており、歴史ある佇まいが特徴のホテルです。当時、今でいうところのビジネスホテルが主流だった中で、初めて「リゾート」に注視したここモアナサーフライダーホテルが建設されたことはハワイ中の注目を浴びました。
100年以上前から残る木造建築の部分はイオラニ宮殿などに並び、国家歴史登録材に登録されています。その長い歴史のストーリーはホテル内の歴史ミュージアムで見ることができ、おしゃれな展示エリアはフォトウェディングにもおすすめです。ホテルの中は、ご宿泊のお部屋をはじめ、共有フロアなども昔ながらのクラシックな内装や調度品に溢れており、ウェディングドレスでの撮影に、華を添えてくれます。 特にモアナサーフライダーの大階段は、人気のフォトスポットとして有名で、ウェディングドレスのトレーンの美しさが際立つ、とっておきの一枚を撮ることができます。 クラシカルかつ、歴史ある雰囲気を楽しみたい方におすすめのホテルです。
【おすすめホテルその2】Royal Hawaiian ロイヤルハワイアンホテル
“太平洋のピンクパレス”の愛称で親しまれているロイヤルハワイアンホテルは、その名の通り上品なピンク色で包まれており、可愛らしい雰囲気がとても印象的です。
彫刻や曲線を用いたさまざまなアーチを使用した、スペイン風のムーア式建築が特徴的で、丸みを帯びた入口やエントランスはピンクカラーと相まって、柔らかな印象を演出します。特に写真のような中庭では、南国の植物を見ることができ、濃いグリーンと可愛らしいピンクの色をバックに鮮やかなお写真も楽しめるのでおすすめです。
また、綺麗なビーチ沿いにあり、ピンクと海の青さのコントラストも楽しむことができます。このピンクの外観を背景に、ホテルエントランスでウェディングドレスを着ての1枚は、一生の思い出として残ることでしょう。
【おすすめホテルその3】Halekulani ハレクラニホテル
「ハレクラニ(ハワイ語で天国にふさわしい館の意)」と素敵なハワイ語で知られるこのホテルは、ハワイでも最高級のホテルとして有名で、最上級のおもてなしを受けることができます。ワイキキにありながら、大通りの喧騒とは一線を画し、日常を忘れ、ゆったりとした雰囲気の中でおふたりの時間を存分に楽しむことができます。
中でもきちんと手入れされた広々とした中庭や、美しい廊下、趣のある階段などでの撮影が人気です。 また、2020年秋から開始した大規模なリニューアルは、1984年の開業後初の全館営業休止を伴うビックプロジェクトとなり、2021年の10月に再オープンしました。伝統とハワイらしさあふれるホスピタリティはそのまま受け継ぎ、リニューアルにより洗練されたことで、現在にもふさわしいリゾートホテルへ生まれ変わりました。雰囲気のある館内フォトはもちろんのこと、客室でのフォトもおすすめです。
【おすすめホテルその4】The Kahala カハラホテル
ワイキキの中心から離れたところにあり、落ち着いた雰囲気の中にもラグジュアリーさが漂うホテルです。アメリカ最古のネットワーク局「NBC局」が全客室を借り上げて、年度ミーティングを開いたことから、ハリウッドセレブや各国の著名人がこぞって宿泊をするようになったことでも有名です。ただ話題となったからという理由だけではなく、きめ細やかな一流のサービス、そして、プライバシーが厳重に守られているというポイントが、世界中の人々に愛されている本当の理由なのです。
カハラホテルの一角にある廊下には、ホテルを訪れたことのある世界の有名人たちの写真が飾ってあります。日本からも芸能人や一流スポーツ選手、政治家や文化人の方々などが多く訪れています。豪華なロビーラウンジのシャンデリアや有名な螺旋階段での撮影は、エレガントで趣ある素敵な写真に仕上がります。
最後に
いかがでしたでしょうか。今回はフォトウェディングでおすすめホテルをご紹介いたしました。ホテルフォトは「どんなホテルに宿泊したか、そこでどんな素敵な時間を過ごしたか」をより鮮明に残すことができます。5年後、10年後、写真を見返した時に、もういちど泊まってみようかときっと話題にあがることでしょう。
少しでも皆さまのフォト撮影の参考になれば幸いです。 次回もお楽しみに。