大切な友人の結婚式がハワイで行われることになり、招待された。嬉しい気持ちの次に、何を準備したらいいのか?費用はどうしたらいいのか?現地に行くのに何日休みを取るべきなのか?あまり経験のないことで、そもそも国内とどんな違いがあるのかさえわからず、さまざまなことでゲストは戸惑ったりしてしまうものです。
今回は、そんな参列する側のゲスト目線での気になるポイントや、事前準備についてご紹介します。
【気になるポイントその1】費用の負担は?こちらから確認するべき?
ご招待する側もですが、まず気になるのが費用について。大切な友人や家族だからこそ、双方にとって気持ちよく当日を迎えたいものですよね。
一般的には、旅費交通費をゲストが自己負担し、その代わりにご祝儀はなしとするケースが多いようです。新郎新婦から連絡がこなければ、このケースで一先ず予測しておきましょう。費用については、新郎新婦から先にお知らせするのがマナーではありますが、ゲストよりも更にたくさんの準備があって、連絡がしきれていないこともあるかもしれません。海外挙式に招待する間柄であればきっと一生もののご縁のはず。連絡がくるのを待って心にひっかかるものがあるなら、こちらから確認しましょう。
ただし、聞き方には配慮が必要です。もしかすると、負担ができずどう伝えたらいいか迷っているかもしれません。直接的にではなく、こちら側で旅行の予約をする前提で当日のことを質問してみると、新郎新婦側の負担の考えも含め、双方が気持ちよく、その後の会話を進めることができるのではないでしょうか。「親しき中にも礼儀あり」という言葉があるように、一生もののご縁であっても、最低限のマナーは重んじ、心遣いあるコミュニケーションは大事にしたいですね。
【気になるポイントその2】滞在期間はどれくらいで考えればベスト?
ハワイでの挙式参列となると、4泊6日~6泊8日の旅程で滞在される方が多いと言われています。参列することだけであれば、挙式の時間帯次第では1泊3日でも可能ではありますが、せっかくハワイに行くのであれば、リゾート気分を満喫して帰りたいですよね。
移動日である前日と当日の2日間のほかに、プラス3日ないし4日滞在される方が最も人気の高い滞在期間となります。
それくらいの滞在期間があれば、大切な人の挙式を間近で祝福するだけでなく、この機会に普段なかなか時間を合わせられない友人同士でオプショナルツアーを組んで行動を共にするなど、より想い出深い特別な期間にすることができるため、おすすめです。
そして、万が一仕事の調整がつかず、やむなく参列ができない場合は、早めに新郎新婦へ伝えましょう。理由については配慮が必要ですが、残念に思う気持ちはあってもきっと理解してくれるはずです。もし可能であれば、お祝いの品をプレゼントしたり、別でお祝いを兼ねての食事などに誘えば、新郎新婦にも十分お祝いする気持ちが伝わることでしょう。挙式当日に合わせ、サプライズで海外電報を送るのも素敵ですね。
【気になるポイントその3】服装はどんなものを準備したらいい?
国内では、男性は濃い色目のスーツ、女性はフォーマルドレスが一般的とされています。国内と同じような装いでも問題はありませんが、ハワイは年間を通して暖かく過ごしやすい気候のため、思い切って、風通しの良い夏らしい爽やかな装いにしてはみてはいかがでしょうか。ただし、あまりにカジュアル過ぎたり、女性は露出が高すぎる服装は、NG。靴も低いヒールのものを選ぶのがベターです。教会によってはマナー違反になる恐れがありますので注意しましょう。また、ドレスコードを検討している新郎新婦も多いので、まずは確認しておくのが良いでしょう。
ハワイと言えば、アロハシャツやムームーなど伝統的な衣装が正装とされているため人気が高く、ハワイらしい色鮮やかで自然をモチーフにした華やかな柄物の種類も豊富。背景になる海のブルーやガーデンのグリーンとのコントラストでお写真映えすること間違いなしです!サマードレスもリゾートウェディングらしさ溢れていて素敵ですよね。
現地で準備やレンタルする人が多いですが、中には、「現地でもし素敵な衣装に巡り合えなかったら・・・」とご不安に思う方、「持ち合わせのフォーマルドレスではなく、せっかくだからハワイの気候に合わせたドレスを着てみたい!」という方もいるでしょう。そんな方におすすめなのが、パーティドレスのレンタル。爽やかで、それでいて品のある素敵なドレスの取り揃えが充実しているので、ぜひ併せてチェックしてみてください。
最後に
いかがでしたでしょうか。今回はハワイウェディングに参列するうえで、現地での時間を存分に楽しみたいからこそ、気を付けておくべきポイントや事前準備についてご紹介させていただきました。
前回ご紹介した、ご招待マナーのブログでは新郎新婦がご招待する側として大事にするべきポイントをご紹介しておりますので、ぜひ併せてチェックしてみてください。双方がお互いのマナーを知ることができて初めて、心遣いができるポイントがあるのではないでしょうか。基本のマナーは抑えつつ、素敵な時間を楽しむために。