ハワイと言えば、まず頭に浮かぶのはビーチですよね。ハワイには、たくさんの魅力的なビーチが存在しています。
今回は、地元のサーファーや観光客が集まるラニアケアビーチについて、地元の人はもちろん、観光スポットとしてどんな魅力があり、愛され続けているのか、その理由についてご紹介します!
ラニアケアビーチってどんな場所?
ラニアケアビーチ(Laniakea Beach)はオアフ島の北側であるノースショア、ハレイワ・タウンのすぐ北に位置しています。
ワイキキ中心部からの所要時間は車で1時間半程度の、地元のサーファーや観光客でにぎわう有名なビーチのひとつです。
周辺にはハレイワ・タウンやドール・プランテーションなどの観光スポットも多く、足を運べば 1日中満喫できます。
また、ラニアケアビーチはノースショア随一のウミガメ遭遇スポットとして有名で、「タートルビーチ」という別名を持っています。そのため、たくさんの観光客がウミガメに会いにノースショアを訪れます。
ハワイでは、「海の守り神」とされているウミガメは「ホヌ」と呼ばれ、幸運の象徴として大切に守られてきました。
【愛される理由その1】ウミガメに会え、自然との共存を学べる
5月から9月までの夏場は、ほぼ確実にウミガメに会うことができると言われているため、このシーズンに訪れるのがおすすめです。そして、ウミガメを見るならお昼過ぎにビーチを訪れるのがオススメ!ウミガメの多くは午前中に浜辺の海藻を食べ、その後甲羅干しをして健康を維持する習性があるため、午後からビーチに上陸することが多いのです。
ラニアケアビーチのウミガメは観光客慣れしていて、無防備に近づいてくることもありますが、人間が不用意に触るとウミガメが病気になる恐れもあるので、ウミガメへの接触は法律で禁じられています。またエサを与えるのも禁止されています。手をのばしたくなる距離感ですが、少し距離を保って観察するのがいいでしょう。
「自然を楽しむには、まずルールを守る」、大事なことですね。
とはいえ、ほんの数メートルの距離で、ウミガメと隔たりなく過ごせる空間は貴重で、まさにハワイ旅行の想い出にふさわしい体験と言えます。
【愛される理由その2】シュノーケリングもサーフィンも楽しめる
ラニアケアビーチは、道路と面しているため、ドライブをしながらでもビーチの風景を楽しむことができます。
岩場が多いため、海水浴よりもシュノーケリングが人気のビーチです。透き通った海で色とりどりの魚たちと時間を共にすることができ、運が良ければ、ウミガメと一緒に泳ぐことができます!
また、ノースショアと言えば、世界的に有名なサーフィンの聖地。中でもラニアケアビーチは、地元の方のみならず、サーフィン好きなら一度は訪れてみたいと思うビーチの1つです。
ウミガメを見るのも良し、のんびり海を眺めながらサンセットの時間を楽しむのも良し、ラニアケアビーチにはさまざまな楽しみ方があります。
最後に
いかがでしたでしょうか。野生のウミガメに遭遇できることはとても貴重な体験です。ラニアケアビーチでは、水族館では味わえないリアルな体験を楽しむことができます。ただ、それだけではない、ハワイアンらしい「自然を楽しむなら、自然を大事にし、ルールを守って、自然と共存する」という意味が隠されているような、そんなことを教えてくれるビーチでもあると感じています。
ハワイの魅力であるロケーションは、単に自然の素晴らしさだけではなく、そういう地元ロコたちの想いから創られ、だからこそ訪れる人すべてを魅了させているのではないでしょうか。
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