ハワイのパノラマビューが楽しめる人気スポットの「タンタラスの丘」。
午前・午後・サンセット・夜景と時間帯を変えて訪れれば、まるで違うスポットを訪れたかと錯覚してしまうほど、広がる景色の雰囲気が異なります。今回は多くの観光客とハワイロコに愛されるタンタラスの丘をご紹介します。
タンタラスの丘(Tantalus Lookout)とは
タンタラスの丘は、オアフ島の半分以上を占めるコオラウ山脈の中腹に位置する場所にあり、昔の噴火の噴石で形成された天然の展望スポットです。丘の頂上はプウ・ウアラカア州立公園になっていて展望台からの眺望は素晴らしく、その前に広がる大きな芝生ではピクニックをすることもできます。
タンタラスの丘へ向かう車窓からは、美しい景色も楽しめます。道路の両脇は緑が多く、日本ではあまり見かけないハワイならではの大木やジャングルのような光景が広がり、木のトンネルを走り抜けるようなところもあります。クネクネ道が続くので、車酔いしやすい方は酔い止め薬を飲んでお出かけくださいね。
【おすすめポイントその①】 広大な景色をバックにお写真を
なんと言っても目の前に広がる絶景の中でひときわ目を奪われるのがダイヤモンドヘッドの存在感でしょう。ダイヤモンドヘッドの全貌を眺められる場所は意外と少なく、ワイキキやカカアコに高層ビルが建てられる前のホノルルの様子を想像すると、ダイアモンドヘッドがいかに大きなシンボル的存在であったか、ということに気づかされます。
今では、ここタンタラスの丘は、遠方に望むワイキキの街並みと美しい海だけでなく、周辺の住宅街や施設、公園などを一望できる絶景スポットとしてローカルの人々にも親しまれています。
日中の眺めは、空気が澄み海の色の濃い午前中がおすすめ。 視界がいいときにはホノルル空港や真珠湾が見られることも。ぜひ双眼鏡をもって、遠方の景色を眺めたり、宿泊しているホテルを探してみたりするのも楽しいでしょう。
絶景をバックに、カメラ目線の記念撮影だけでなく、芝生に座りながら景色を楽しむリラックスした姿、傾斜を使ってハワイの青空、幻想的なサンセットの空を主役に撮影するのもおすすめ。
また、タンタラスの丘を吹き抜ける風にふわっと舞う衣装を選べば、お写真を見る度にその時の空気感が鮮やかによみがえります。
【おすすめポイントその②】ハワイならではの夜景を楽しむ
ハワイ州では、お店の看板や広告などで見かけるネオンサインは禁止されているため、日本の夜景とはまた違った景色が楽しめます。夜景はオレンジやゴールドの優しい明かりに包まれ、ロマンチックなムードが演出されます。
おすすめは、空が色づくサンセットタイムから街の灯りが輝き始める夜景タイムへ移り変わるまでのわずかなひと時。
天気や季節によって空の色を楽しむことができ、街のきらめきとのコントラストは言葉が出ないほど幻想的な景色です。
展望台周辺は整備されていますが、夜景タイムのピークを過ぎれば夜間は封鎖されるほどまだまだ環境が整っていないのも実状です。初めて訪れる方や、女性だけでサンセットや夜景を楽しみたい場合はオプションツアーや観光タクシーをチャーターすると安心ですよ。
最後に
ハワイでも特に人気の展望スポット「タンタラスの丘」をご紹介しました。ハワイの展望スポットと言えば、手軽に楽しめるトレッキングコースやホテルからの景色が定番で、実はホノルルを一望できるスポットは少ないのです。日中、サンセット、夜景と時間帯を変えて楽しめるスポットは珍しいので、ついつい何度でも訪れて、ホノルルのさまざまな表情を見たくなってしまいますよね。
次回もおすすめの観光スポットをご紹介します。